2024年09月30日

ブライトリング、阪急うめだ本店 8階 『GREEN AGE』でポップアップストアを開催中~

阪急うめだ本店 8階 『GREEN AGE』にて、ポップアップストア「BREITLING POP-UP TO DO BETTER」を7月10日にオープン~ブライトリングのサステナビリティへのコミットメントを、約3か月にわたり紹介


今年ブランド創業140周年を迎えるブライトリング。近代クロノグラフを発明し、航空分野におけるパイオニアとして業界をリードしてきました。同時に、カジュアルでインクルーシブ、サステナブルなブランドであるブライトリングは、MISSION TO DO BETTERを掲げ、自社の事業が及ぼす社会的・環境的影響の最適化のために努力をし続けています。この度、阪急うめだ本店 8階 『GREEN AGE』にて、ブライトリングのポップアップストア「BREITLING POP-UP TO DO BETTER」が7月10日にオープン。ブライトリングのサステナビリティへのコミットメントを、約3か月にわたりご紹介していきます。
(参照:https://watch-media-online.com/news/8735/ )





BREITLING POP-UP TO DO BETTER
2024年7月10日、「人と自然の共生」をコンセプトに掲げた阪急うめだ本店 8階『GREEN AGE』に、ブライトリングのポップアップストア「BREITLING POP-UP TO DO BETTER」がオープン。

ブライトリングは、持続可能なラグジュアリーへの大胆な取り組みの一つとして、100%アップサイクルしたペットボトルで作られたウォッチボックスを提供し、追跡可能なトレーサブルゴールド、責任を持って調達したラボグロウン・ダイヤモンドを使用した時計を製造しています。また、自社に課す基準をサプライヤーにも拡大して適用。パートナーと共に、2032年までにパリ協定の目標に合わせた絶対的な排出量の削減を達成するという、明確で期限のある計画を策定しています。



ブライトリングにとって、サステナビリティは単なるプロジェクトではなく、継続的な旅です。このポップアップストアでは、ブライトリングが取り組むミッションの数々を、さまざまな展示物を通してご紹介し、体感していただけるものとなっています。アップサイクルしたウォッチボックスの製作工程がわかる立体的ディスプレイ、製品になる前のラボグロウン・ダイヤモンドと採掘されたダイヤモンドを比較できる展示。また、ブロックチェーン技術を用いNFT上に記録されるトレーサブルウォッチの来歴がどのように確認できるのか、そのデモンストレーション画面をご覧いただくことができます。



7月下旬、チョークアーティスト SOLE CHALK non氏によるチョークアートペイント ライブが行われました。



廃棄物を出さないアートとして注目されるチョークアート。店内のボードには、サステナブルなブランドであるブライトリングをイメージしたアートと共に「あなたにとってサステナビリティとは?」というメッセージが添えられています。このボードにはお客様ご自身が自由にメッセージを書き込むことができます。



ぜひご自身のサステナブルなミッションを記入してください。このチョークアートは、期間中展示されます。ぜひご来場ください。





【概要】
BREITLING POP-UP TO DO BETTER
開催期間:2024年7月10日(水)~10月1日(火)
会場:阪急うめだ本店 8階 『GREEN AGE』
住所:〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8番7号
電話:06-6361-1381(代表)
営業時間、休館日は店舗に準ずる


ブライトリングのサステナビリティ

オリジン・ラベル
ブライトリングのトレーサブルウォッチには、時計の貴重な素材が出所まで追跡可能であることを証明することができる、オリジン・ラベルを付与しています。ブライトリングは、従業員や地域社会、環境に対して責任を果たしている製造業者を一社一社選定し、職人や小規模鉱山採掘者によって採掘された完全追跡可能なゴールドとラボグロウン・ダイヤモンドを調達しています。また、サプライチェーン全体を記録・検証し、ブロックチェーン技術を用いたNFTにより、その透明性を保証します。2025年までには、すべての製品をこのレベルの透明性で製造する予定です。




アップサイクルしたウォッチボックス
ブライトリング初のエコフレンドリーで再生可能な折りたたみ式ウォッチボックスは、ペットボトルをアップサイクルした素材のみで作られています。この小型でスマートな組立式の新ボックスは、時計業界のパッケージングを刷新するだけでなく、環境と経済に好影響を与えるソリューションに対してソーラー・インパルス財団から寄与される「Efficient Solution Label」認定も受けています。小型化により、ボックスの輸送距離が平均30%近くも短縮、CO2排出量が大幅に減少します。



戦略的パートナーシップ
ブライトリングは、グローバルなサプライチェーンにおける社会と環境への影響を優先し、特に職人の小規模採掘によるゴールドとラボグロウン・ダイヤモンドのコミュニティへの支援で、大きな成果を上げています。イニシアチブは地域コミュニティのメンバーと共同で作成され、遠隔地コミュニティの教育と医療、ゴールドのバリューチェーンにおける水処理と環境保護の目標を支援しています。ラボグロウン・ダイヤモンドのサプライチェーンであるインパクト・ダイヤモンド基金は、女性の経済的エンパワーメント、経済発展のための社会起業家精神、ダイヤモンド採掘地域における環境再生を目的としています。



2024年4月、ブライトリングは炭素除去技術のリーダーであるClimeworks社と提携し、気候変動対策の新たな一歩を踏み出しました。スイスを拠点とするClimeworks社は、大気中から二酸化炭素を分離回収する直接空気回収(DAC)技術を採用しています。ブライトリングは時計業界で最も早くClimeworks社の高品質炭素除去技術を採用。今回のClimeworks社との提携によって排出量正味ゼロ(ネットゼロ)への歩みを加速させます。



海岸保全と海の清掃に特化したNGO、サーフライダーファウンデーションも、ブライトリングのサステナビリティのパートナーです。当NGOは、法律改正を目標とした800件以上の長短期キャンペーンを実施し、海岸保護に極めて大きな成果を上げています。

ブライトリングは、「都市の再野生化」に取り組む非営利団体、SUGiともパートナーシップを結んでいます。2020年以降、ブライトリングは8か国で18,824本の植樹を行い、295 種の在来植物を復活させました。

ブライトリングはさらに、教育、医療、雇用機会へのより良いアクセスを可能にする自転車をアフリカ中の遠隔地コミュニティに提供するグローバルな慈善団体、クベカともパートナーシップを結んでいます。クベカと提携した2018年から、ブライトリングとその寄贈者たちは自転車2500台分以上の資金を寄付して、住民の生活水準に明らかな変化を与えてきました。



加えて、ブライトリングは、スイスの探検家ベルトラン・ピカールが設立し、収益性の高い手段で気候変動に取り組むことを使命としているソーラー・インパルス財団とも提携しています。当財団はすでに、経済成長を生み出しながら環境への影響を削減する1500以上の利用可能なソリューションを認定し、ブライトリングのサステナブルな折りたたみ式ウォッチボックスのデザインは、その一つです。

2024年4月には、ベルトラン・ピカールの最新企画「Climate Impuse」とのパートナーシップを発表。今回のコラボレーションでは、長年に渡ってブランドのアンバサダーを務めてきたベルトラン・ピカールによる画期的なプロジェクト「Climate Impulse」にブライトリングが継続的に支援を提供します。このプロジェクトは、水素を動力源とする環境に配慮した飛行機による史上初の世界一周無着陸ゼロエミッション飛行を目指すものです。飛行期間は9日間と見積もられており、成功すれば気候変動の対策に大きな影響を与えると期待されています。  


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2023年11月23日

ブランド初の自動巻きクロノグラフ。A.ランゲ&ゾーネ「オデュッセウス・クロノグラフ」

A.ランゲ&ゾーネが2023年の新作として、ブランド初の自動巻きクロノグラフムーブメントを搭載した「オデュッセウス・クロノグラフ」をWatches and Wonders Geneva 2023にて発表しました。

 A.ランゲ&ゾーネは4年前に、美しい仕上げ装飾を施した新開発の専用ムーブメントとユニークなデザインが目を引く、ブランド初のエレガントなスポーティウォッチ、オデュッセウスを発表しました。この度、好評を博すこのオデュッセウス ファミリーに、オデュッセウス・クロノグラフが登場します。ステンレススチール製ケースに収められるのは、新開発でA.ランゲ&ゾーネ初の自動巻きクロノグラフムーブメントキャリバーL156.1です。革新的なダイナミックリセット機能は、果敢に新しい道を切り開き、機械式時計をさらに進化させようとする、A.ランゲ&ゾーネの意気込みの表れです。オデュッセウス・クロノグラフは、複雑なムーブメントを搭載している為、世界100本の限定モデルです。


デザインと機能の新境地へ

 A.ランゲ&ゾーネは、新境地の開拓に挑戦し続けています。2019年には、モダニティとエレガンスを兼ね備えたオデュッセウスを発表し、エレガントなスポーティウォッチというカテゴリーに新風を吹き込みました。この時計の開発にあたり、開発チームは時計制作技術の未開の地に足を踏み込み、このモデル専用の、かつてない独創的なムーブメントを作り上げました。それがキャリバーL156.1 DATOMATICです。

 さらに、デザイン面においても新しく、かつ独創的な進歩を遂げました。オデュッセウスの開放的で軽やかな印象と個性的なフォルムが創り出す現代的な外観は、他のスポーティウォッチとは一線を画すものです。また、細いベゼルによって広がったダイヤルに、槍形の針とメゾンならではの日付・曜日表示を配置することで、高い視認性を確保しています。

A. LANGE & SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ) 2023新作 ブランド初の自動巻きクロノグラフ。A.ランゲ&ゾーネ「オデュッセウス・クロノグラフ」
ムーブメント開発への挑戦

 オデュッセウス ファミリーに仲間入りしたこのモデルで、A.ランゲ&ゾーネは未知の領域に足を踏み入れ、ショートタイム計測におけるメゾンの専門性の高さを示します。今日においても、クロノグラフキャリバーの設計と製作は、時計作りの最難関の一つとされ、そのような複雑なムーブメントを開発・製作することができる技術力を有するマニュファクチュールは、ほんの一握りしかありません。1999年以来、A.ランゲ&ゾーネが開発したクロノグラフムーブメントは13個を数え、それらの搭載モデルはいずれも高い評価を得てきました。

「オデュッセウス・クロノグラフは、モダンでユニークなデザインのこのプロダクトファミリーを、技術的にさらなる次元へ高めました。このモデルは、A.ランゲ&ゾーネの機械式時計の特徴を何一つ犠牲にすることなく、多様な用途に対応するストップウォッチの要件をすべて満たしています」と、商品開発ディレクターのアントニー・デ・ハスは語ります。

 オデュッセウス特有のダイヤルデザインを叶えるため、この時計専用のムーブメントが開発され、先端が尖った分積算針とレッドカラーのクロノグラフ秒針の両方がダイヤル中央に配置されました。その結果、3時と 9時位置には、積算計ではなく、アウトサイズデイトと曜日表示を配置することができています。

 また、計測可能な時間が30分から60分に増えたことにより、クロノグラフの用途も広がります。さらに、革新的なダイナミックリセット機能も搭載。計時後、4時位置のリセットボタンを押すと、ダイヤル上で短時間ながら見応えのあるパフォーマンスを見ることができます。分積算針が瞬時に元の位置に戻る一般的な動きを見せる一方、赤いクロノグラフ秒針は瞬く間に進んだ距離だけ逆回転します。つまり、計測1分あたり1周ずつ針がグルグルと巻き戻されるのです。分積算針がまだ30分のマーカーに達していない場合には、両方の針が反時計回り方向にゼロ位置に向かって動きます。分積算針がすでに30分のマーカーを越えていた場合には、両方の針が時計回り方向に帰零します。この時、クロノグラフ秒針は1時間に満たない分数だけグルグルと電光石火のごとく回転します。


デュアルファンクション・ボタン

 クロノグラフをできる限り確実かつ容易に操作できるように、開発者たちは防水仕様のピラミット形ボタンに、まったく新しいデュアル機能を装備しました。2時と4時位置にある二つのボタンは、ねじ込み式リューズが通常位置にあるときには、クロノグラフ操作用として計時の開始、停止、リセット操作ができます。リューズを引いて中間位置に入れると、ボタンで日付・曜日を調整できます。

A. LANGE & SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ) 2023新作 ブランド初の自動巻きクロノグラフ。A.ランゲ&ゾーネ「オデュッセウス・クロノグラフ」
個性的なデザイン

 オデュッセウス・クロノグラフの直径42.5mm、3ピース構造のステンレススチール製ケースは、120mの防水性能と、着用したままレジャーや軽運動を楽しめる堅牢性を持ち併せています。このプロダクトファミリーの他モデル同様、ツヤ消し仕上げのケースにはエッジに面取り仕上げが施されアクセントになっています。ステンレススチール製ブレスレットのラグとコマのひとつひとつにも表面にブラシ仕上げを施し、角を面取りすることで美しい光の戯れを創り出し、ケースとの調和が図られています。

 世界限定100本のオデュッセウス・クロノグラフは、これまでのオデュッセウスモデルと同じように、奥行きを感じさせる特殊な構造のダイヤルを搭載しています。ブラックのメインダイヤル上、内側の表面には粒状感を出し、ホワイトゴールド製の溝が入ったバーインデックスが、スモールセコンドの目盛り同様外側の同心円状模様の面に取り付けられています。ダイヤル外周のパラジウムカラーのフランジには、2種類の目盛りがプリントされています。

 外側は1秒未満単位の目盛りで、その内側が分単位と秒単位を示す目盛りです。12時位置に赤でプリントされた60の数字と赤いクロノグラフ秒針は、オデュッセウス・クロノグラフのエレガンスと躍動感を印象づけます。オデュッセウス ファミリーのモデルでは、ランゲ独特の槍型の時分針が背景からよりくっきりと浮かび上がるデザインになっています。この時針と分針にも、バーインデックスの中央部分同様に夜光塗料が塗布されています。一際大きな曜日・日付表示にも、ランゲらしさがうかがえます。デジタル化が進む現代にふさわしいこの表示は、A.ランゲ&ゾーネの歴史とゆかりの深い、ドイツ・ドレスデンのゼンパー歌劇場の五分時計に着想を得たものです。この有名な舞台時計は、1841年に行われた同歌劇場のこけら落としに合わせて宮廷時計師ヨハン・クリスチャン・フリートリッヒ・グートケスによって製作されたもので、デジタル式表示の時計は当時、非常に珍しいものでした。A.ランゲ&ゾーネの創業者フェルディナント・アドルフ・ランゲは、そのグートケスのもとで時計作りを学び、後に彼の娘と結婚したのです。


完璧を追求する独自の仕上げ工程

 オデュッセウス・クロノグラフに搭載されているキャリバーL156.1 DATOMATICは、A.ランゲ&ゾーネ初の自動巻きクロノグラフムーブメントです。DATOMATIC(ダトマティック)とは、ドイツ語の日付を意味する“Datum”と自動巻きを意味する“Automatik”を組み合わせた造語です。スケルトンタイプで一部にブラックロディウム加工を施したプラチナ950製分銅付きセンターローターが、ゼンマイをしっかりと巻き上げます。香箱は、完全に巻き上げると50時間のパワーリザーブを蓄えることができます。調速機は、歩度を最大限安定させることを考えて設計されています。その目的を達成するために、毎時28,800振動のテンプを受け板で支持しています。そのテンプ受け板には、この時計が防水仕様であることと着用したまま軽い運動ができることを示唆する波模様が手彫りで描かれています。

 A.ランゲ&ゾーネは、ムーブメントの製作と仕上げにおいて、常に独自の道を切り開いてきました。キャリバーL156.1 DATOMATICも、最高の精度を追求するため、二度組方式で組み立てます。また、素材の特性を生かした洋銀製のブリッジや地板、ハンドエングレービング入りテンプ受け、あるいはブルースクリューで留めたゴールドシャトンなど、数々のA.ランゲ&ゾーネならではの伝統的要素が盛り込まれています。さらに、組み立て後は隠れて見えなくなってしまう部品も含め、すべての部品が手作業による精巧な仕上げ加工が施されます。その成果は、サファイアクリスタルのシースルーバックから見ることができます。

 ランゲ&ゾーネ CEO のヴィルヘルム・シュミットは、「オデュッセウス・クロノグラフは、未開の分野を研究し、困難を乗り越えて新しい技術を開発しようとするわが社の先駆の精神を象徴する時計です。A.ランゲ&ゾーネの強みは革新性と創造力です。この二つの力をもって私たちは今後も、伝統的な機械式時計の世界に新たな方向性を示していきます」と抱負を語っています。

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